5月の研究会【9天体】
さて、今回ははじめて惑星イメージの写真を取られたWさんの9天体の写真で す。(冥王星のみスライドで撮影されたため、研究会では9天体を考慮しました 。)これだと、画面の9分割に、9天体がぴったりとはまります。
今回は、談義風に掲載します。
Wさんの9天体の写真
<9天体の配置>
天王星:土星:海王星
火 星:太陽:木 星
水 星: 月 :金 星
<研究会での談義>
シンクパッド560 :これ、すごい上手な写真なんだよね。
オリベッティ・エコス:あ、写真やってたんですか?
W:ええ、ちょっとだけ。
オリベッティ・エコス:へえー、どうりで。
シンクパッド560:それでもう、これだけ違うんだよね。冥王星はスライドな のね。何の写真かな?
W:夜、月を写した写真で、下の方に木があるんです。
アリアンロッド:(のぞき込んで)うわあ、幻想的な感じですね。かっこいい 。
(まず、本人にいつもどういうイメージで写真を撮ったか説明してもらいます 。)
W:月は何か子供っていうイメージです。子供を撮りたかったのと、あとこち らの写真は子供が草の茂みの中にいます。この茂みの中の子供の写真の方がメイ ンの月の写真です。水星は、水というか池に写っている空と木。その水面下にあ るものを撮りたかったです。
シンクパッド560:別に水の星とかそういうんじゃなくて…(爆笑)←冗談
W:金星は、なにか黄色くて小さいというイメージ…別にあの、名前を意識 して撮ったんじゃなくて(爆笑)… 太陽は、何か植物のイメージですね、これ は室内にある植物です。
シンクパッド560:もう一つの写真の太陽の方は?
W:これは鳥ですね。
Hestia:あ、ほんとだ、すごい大きい鳥が水面上を飛んでます。ちょうど真ん 中にいますね。
アリアンロッド:どうして鳥なんですか?
W:なにか、うーん、進んでいる感じですね、あまり下を這っているという感 じじゃなくて。それから火星は、建物の屋根です。木星は、最初はなぜかどうし ても木のイメージがあって、あと光ですね、光が下に広がるイメージです。土星 は、海岸なんだけど…
シンクパッド560:地の星と水の星と木の星…(笑)
W:えー、土星は土に足跡がついてるんですね。ちょっと、先のほうに海が見 えてます。もうひとつの土星は、遠くに見えるのは橋ですね、で、人がボーっと 座っている。天王星は、やっぱり建物のイメージで、あまりでも重い感じはしな い、で、なにか写っている。海王星は、これは失敗作なんですけど、カメラを動 かしちゃって…
オリベッティ・エコス:テクニックでそうしたんじゃなくて…?
W:いや、これ失敗なんです。
Y:でも、なんか、妙に雰囲気ありますよね。
アリアンロッド:その光っているのはライトか何か?
W:あ、そうです。動かしちゃったので、光の線みたいになってますね。冥王 星は、月と、下に緑の木があるんですけど、ライトアップされているんです。暗 いイメージがあるんですけど、ちょっと光が見えてる感じが撮りたかった。あん まり赤い光じゃなくて、ちょっと白っぽい光で。
シンクパッド560:一応Wさんのチャートを参考にしながら見ていきますか?
アリアンロッド:最初から見ちゃうと…とも思いますが、いつもそうなんで 、そうしましょうか。
(チャートをボードに描く)
アリアンロッド:水星がチャートではどうなってるんだろう、って思いますね 。
シンクパッド560:じゃあ、その間に皆で写真を見ながら気がついたことをい いましょう。
シンクパッド560:(写真の感じだと)天王星とか火星が右側の方が手前にあ って、そこからこう遠ざかっているでしょ、で、前から見ているように身体だと これを反対にするっている見方ね、身体の左側、だから惑星でいうと海王星、木 星、金星のグループね、こっちの方がより近くて、そこからだんだん絵の左、つ まり身体の右側に形成されていくわけよ。だから普通だと火星とか天王星って自 我に近いから身近なものでしょ、で木星とか海王星がボーっと無意識の状態で、 それを海王星が拾ってくるから、その方が普通遠ざかっているのに、Wさんの場 合だとそれが反対になっているよね。
アリアンロッド:自我の方が遠い…すごいなあ。
シンクパッド560:だから、割りとその水星の「水の底に何かありそう」と言 ったでしょ、なにか左側軸へのアプローチ法が無意識の底側沸き上がって出来上 がる、みたいなやり方をしてるじゃない。そのへんがすごい特徴的でおもしろい んじゃない。で、土星なんか全然良い評価をしていないようで「ぼーっとしたお やじ」というし、「足跡がいっぱいついている写真」というのも、足跡というの は使い古されているものというイメージだし、だから土星はぼけてるのと、使い 古されている、というイメージで見えちゃうのよ、これ。それに比べて太陽のほ うは、鳥、それも水面上の鳥という、つまり鳥っていうのは超越のイメージなの 。で、土の上でなく水の上、っていうと、太陽の正しい機能ってあるじゃない、 つまり水面を覆って、そこからさざ波が起きて、そこから何かが出来上がってい くという神話的イメージね。その種類の太陽の潜在力みたいなのが割りとストレ ートにでちゃってる。いやにナチュラルなんだな、という感じ。土星をあまり使 わないで、無意識からくるものを大事にして、だんだん作っていくというね。水 星の知識というのが本を読むとかでなくって、「水の底から出てくる」わけでし ょ。その水の太陽のところで、刺激して波風たてる、という感じでしょ。こうい う場合は(無意識的なものを)いっぱい説明してもらうといいのかな。
アリアンロッド:やっぱり、「無意識なんだけど、これを撮ってきた」ってい る説明が多かったじゃないですか。でも、無意識とはいいながらも、撮っている アングルとかは明確ですよね。自分の中では確固としているというか。それを言 葉で表現するのはむつかしいけど、写真で表現できるからいいんじゃないかなあ 。
オリベッティ・エコス:月はでもね、何かほっとする月ですよね。
(このへんでチャートを解釈し始める。)
N:どういう形式で言えばいいのかなあ、解釈というか。
シンクパッド560:気付いたことをなんでも言えばいいの。頭のなかに思いつ いたことをなんでも言っていいの。
アリアンロッド:枠は破壊することにしたの、何でも言っていいの。(笑)
N:あ、そうなんですか。みなさんの聴いてからそのフォーマットで発言しよ うかと思ってたんですけど…、なんで、水星が水の写真なんだ、というね。月 は子供、まあ幼児的なイメージで納得しやすいし、金星はこれ夕焼けとか朝日と か、そいういうのイメージしたのかな、と思いました。太陽は、まあ僕はこうい うのは好きじゃないけど分かるとして、火星はこれなんか、スポーツスタジアム の屋根かなんかですか、これ?
W:いや、これ下にベンチがあって、その屋根ですね。
N:あ、そうですか。そうすると、屋根が火星的なものというと、なにか父親 的なものというか、男性的なものにに守ってもらいたい、とかそういうことなの かなあ、と思ったりして。で、木星もなにかぼやっとしてるなあ、という感じで 。土星は、何か考えてる人なのかなあ、とか、なんかどたばたしてるなあ、とか 、だから、天王星はすごく分かりますね、スタイリッシュなフォルムというか、 金属的な感覚が、納得しますね。海王星も分かりました。で、冥王星も分かって 、だから、外惑星は比較的わかったんですけど、なにがわからないかって、水星 と火星(笑)。このへんはもっと説明を加えてくれないと、というか深層に降り ないとわからないな、っていう。
シンクパッド560:これでも、説明いるの?勝手に解釈しちゃっていいんだよ 。
N:あ、そうなの?勝手にって、ホロスコープとからめて?
シンクパッド560:いやからめてもいいし、たんに(ホロスコープは)この写 真は手がかりとして出してるだけだから、写真で解釈しちゃっていいの。 基本的なルール というのは、天王星、火星、水星の絵の左側が身体の右側ね、自我を作ると か、固めていく方、自分に戻っていく方。で、海王星、木星、金星が、外に対し て同化する、自分以外のものに同化していくことで、外からエネルギーを取り込 む。で、真ん中が、そのバランスをとる。土星、太陽、月ね。その場合、上層か ら下層に向かって三層に分かれていて、一番上が、トランスサタニアンの影響で スピリチュアルなものとか無意識、超意識的なもの、それから、真ん中の層が対 社会的なアピール度。で、一番したの水星、金星とか月が自分の好みとか、もっ とパーソナルな活動。好き嫌いとかがでるところでしょ。という風に、上下に3 つ、左右に3つという分割ね。で、全体を読んでいくわけ。
N:なんか、本に書いてあった小三角の3つと似ているような…
シンクパッド560:要するに写真で撮った場合に、印象的にありきたりに撮っ ちゃうところ(惑星)っていうのは、自分がまだそこ(惑星の力)に存在しない っていうさ。その天体が、まだあんまり自分の身についていない、っていうね。 自分流の(惑星の力の)使い方でちゃんと入っている写真っていうのは、その天 体に割りと慣れてて、例えばWさんのこの水星は、Nさんは根拠わかんないと言 ったけど、私から見ると逆にこの水星は完全にNさん流の使い方してるな、って いうので、個性的でいいな、と思うわけ。普通水星の象意で、学校とか郵便局と か手紙とか自転車とかね、あと本とかね、そういうのが象意としてあるじゃない 、そいういう写真を撮るっていうのがもう自分なりの使い方でないっていうか、 自分の水星じゃないってことでね、それだと撮り直し、ってことになるの。
N:ああ、自分流のほうがいいんだ。
シンクパッド560:っていうか、分かんない方がいいんだよ。っていうけど、 個性化するとそういうふうになっちゃうわけ。で、(自分で天体のイメージが分 からないと)ありきたりのものを撮ってきちゃうの。
N:いちおう、天体の意味がどういうものが知っているということを前提とし ているわけですよね。
シンクパッド560:前提にしてる。だから例えば、実際水星のイメージで学校 の写真を撮ってきたとして、金星で若い女性が歩いてるの撮って、月で保育園の 写真撮ってきたなら、分析の必要もないっていうか、それは単にシンボルになっ ちゃうから。
N:とすると、僕が思ったのは水星、火星くらいが、個人的な使われ方してる な、という。
シンクパッド560:太陽もそうじゃない?
N:あ、太陽もそうですね。
シンクパッド560:土星もそうでしょ。
N:あ、土星もそうですね。何がわからないんだろう。
シンクパッド560:これでいうと、僕がみてありきたりっぽい、ていうのは、 海王星。あと月。
N:木星も雲だとすると、なんか良くわかるんですけど… うーん、それで、 精神分析をするんですか、彼女の?(爆笑)
シンクパッド560:じゃあ、例えばNさんがおいしゃさんだとして、Wさんが 患者さんだとして、やってきて、その場合アドバイスとしてはどんな感じなの?
N:あ、それは、この全体の写真をマンダラみたいに、ああこういうマンダラ を描いてきたんだね、っていうことで、君はこれはこういう風にしたほうがいい んだよ、みたいな?
シンクパッド560:今の心理学だとね、絶対医者が解釈しちゃいけないんのね 。それは患者がやらないといけなくてね。先生やそれをやると絶対失敗しちゃう から、やっちゃいけないのね。でも今は、いちおうそういうこと考えないでね、 Nさんワールドで押し切っていくとどういうことになるの、ていうね。
N:精神分析は、フロイトにかなり影響されている時があったんで…。
シンクパッド560:じゃ、フロイト読みになるのね。
N:いや、そういうことじゃなくて、(笑)フロイトからまたユングにいって 、それからオカルティズムに入っていっちゃった時期があって…(笑)。
M:火星が、ここから見るとジェットコースターのように見えるんですけど、 流れのイメージというか、流れる感じ…?
S:ああ、なるほど。
N:じゃあ、まず水星から、これが分かれば全体の謎が解けてくる感じでね。 本人に質問はしていいんですか?「水面に写っている」ってことが重要なんです か?
W:はい。
N:で、写っているものっていうのは、あまり関係ないんですか?
W:うん、空が写っていることと、あと水面っていうのもあるし…
シンクパッド560:一応さっきの説明では「水面の底に何かありそうだ」って 言ってたでしょ、とすると水面に写っているものは逆にじゃまだということにな っちゃう。
オリベッティ・エコス:うーん、写っているっていうのは、「間接的である」 というのが重要なんですかね?
シンクパッド560:僕が瞬間的に思っちゃうのはね、12ハウスにWさんの水星 があるでしょ、で、12ハウスの水星っていうのは自分の無意識の中をただよって 、例えばひとりでじっとしてて、無意識の中をただよってそこからアイデアとか 考えが浮かんでくる、というやり方なわけよ。本をよんだり、他の普通の情報に よって知識を得たりするのはね、あまり意味がないわけ。12ハウス的な自分の活 動によって無意識の言葉を取り出してくるって感じなんだけど、その場合アスペ クトの問題があってね、Wさんの場合第9ハウスの乙女座の冥王星と天王星の合 とスクエアなわけ、そうすると乙女座っていうのは具体的事実でしょ、具体的事 実とか9ハウスだからそれが人の持っている知識とか、例えば新聞とか本とかじ ゃない、乙女座的具体的な情報が、90度で足を引っ張って、で12ハウスの水星の 自分ひとりの奥深い世界に入っていくというのを邪魔して、写真だと、要するに 「水の中になにかありそうだ」というのが12ハウスなわけね、ところが水に写っ ているいろんな映像があって、で水の奥に入れない、っていうふうに瞬間的に解 釈しちゃうわけ。
アリアンロッド:うーん、おもしろい。でも、写っている空というのは、こう 実際の空っていう実際のものが本当ではなくって、こう水に写っている姿ってい うのが「影」っていうか….
シンクパッド560:いっぺん自分(水)の中に取り込まれたものが重要だと思 うっていう?
アリアンロッド:うーん、そうかなあ。
シンクパッド560:そのへんが割りとすぱっと明快に答えにくいのはね、火星 がこう、さっき言ったように、カーブを描いて遠くでやっと達成するっていう風 に見えるわけ。とすると水星とか火星とかね、とりあえず人にアピールするって いう自我を表す意志っているのがさ、形成するのに時間がかかる。つまり、ほう っておいて、じっと固まるのを待つっていうさあ、だから、こう道は遠いって感 じがする。出来上がるのは時間がかかるけど、じっと待ってるといつか出来上が るっていうね。
オリベッティ・エコス:全部、遠くからとらえているっていうのは、それがあ るかもしれないですよね。
シンクパッド560:別の言い方するとそれはすごくナチュラルなんだよ、自然 体でやってて、むりやりこう頭で考えてやるんじゃないっていうね。
オリベッティ・エコス:なんか、私も太陽の度数が同じなんですけど、1室だ から、12室だとこんなに奥ゆかしくなれるのかと…(笑)、1室と12室だとこ んなに違うのか、というね。
シンクパッド560:Nさんのいう謎っていうのは、水星が?
N:そうですね、でもさっきシンクパッド560:さんがいわれた解釈だと納得 しますね。
シンクパッド560:でも別に納得しなくてもいいんだよ、単にこう見えるって いうだけだから。
オリベッティ・エコス:太陽はさっき鳥の写真の方はシンクパッド560さんが 解釈しましたが、もう一つは植物の写真ですよね、この両方のイメージを持って るんでしょうか?
W:今は、こっちの鳥の方のイメージかなあ…
N:植物は生えてきてる、まだ芽の段階だよね。
シンクパッド560:これなんの植物? W:何だろう、ちょっと分かりません。
アリアンロッド:この植物の解釈って、アセンダントを今にも超えそうな太陽 って感じしません?アセンダントが山羊座の2.3度くらいで、太陽が0.84度だか ら、いかにも、あとちょっとでアセンダントラインを超えるぞっていう感じで、 地面を突き破って芽が出たっていう感じ。自分はまだ12室側にいて…
オリベッティ・エコス:植物の方は12室側にいて、鳥になって1室へ飛んでい くとかね。
シンクパッド560:普通鳥が水面を飛んでいるっているのは、よく自我意識と 無意識の関係で、昔の魔術文献とかよく書かれてるでしょ、いっぺん鳥が水中に 潜ってそれから上がってくるっているさ、そういうのっていくつかあるじゃない 、そういう意味で、”鳥と水”っていうのはシンボリックな使われ方だよね。さ っきおもしろいと思ったのは太陽と水星の関係、要するに水星の”言葉”ってい うのを水の中から引っ張り出すでしょ、だからこのあたりの使い方っていうのが ね、何かこう現代的でなくて昔ながらのやり方っていうか、でそれを木星が裏書 しているっていうさ、木星のイメージが雲間から光が現れるっていうのはさ、昔 の宗教イメージね。宗教的なものっていうのを木星が表している。だから、シン ボルというか、昔の宗教的シンボルっていう使い方してるって感じがするんだ。 昔のイメージでいうと、地上の神々って、一応木星でしょ。ゼウス神とかそうい う種類の神々って木星で、つまり天王星より遠くの惑星ってなかったころ。なか ったっているか、言わば滅びた古い神々であって、現在の神々っていうのは木星 である、っていうさ。それにこの写真近いでしょ、なんか。光が雲間から現れる っていうのと、あと太陽で鳥が水面を飛ぶっていうの。こちらが疑問なのは、こ の土星が何か…こう始めから土星を捨てているって感じがする。例えば砂の足 跡だとさ、別の足跡でまたすぐに消えちゃうじゃない。
アリアンロッド:世代アスペクトがかんでいる土星ですよね。土星、木星、水 星…
シンクパッド560:で、Nさんがさっきの続きで総合解釈するとどうなるの? 患者として来たら、っていう。
N:えー、僕だったら、相手にべらべらしゃべらせますからねえ、その段階が ないのでちょっと…
シンクパッド560:無口だから、もっとしゃべれって?(笑)
N:というか、土星がなんかこう、いや水星がこう底の方にいるから、あまり しゃべらない人なのかなあ、と。だから、水星から狙っていくとわかるかなあ、 という感じですか。で、その水星であまりしゃべらない謎が解けた、という感じ がしましたが。あと、ことらが考えたのは、土星はこれ、(男が)橋を見ている っていうのがポイントかなあ、と。あと、光と見ているというか、また全体的に 向こう側から光が当たっているっていうのが多いな、と思うんですけど。何かや っぱり期待をしているんじゃないかな、という気がするんですけど。
シンクパッド560:期待してる?自分からは何もしなくて?
N:いや、やろうとはしてるんだけど、眺めてるんですかね。能動的っていう 感じはあんまり…火星も客観的ですよね。がんばろうとしてる気はするんです けど。うーん、考えてはいるんだけど、それが十分発達するのは待つみたいな、 さっきの水星の12ハウスですかね、それが効いてるのかなって気がしてしまう。
アリアンロッド:Wさんは無口なんですか?
W:そうかもしれないですね。(笑)
アリアンロッド:でも、これ私も同じですよ。天王星と冥王星の合に対して射 手座の水星が90 度。
N:自分では解釈しないですか?これ(写真)わかんないや、っていうのない ですか?僕とかだと象徴的に解釈したりしますけど、それで分かるのと分からな いのとにわかれちゃうじゃないですか、自分ではそういうのないですか?言語化 できるのとできないの、というか。どのあたりまで言語化して分かるのかな、と 思う。
Hestia:あ、それは3ハウスに土星があるからじゃないですか?3ハウスで双 子座。言語化したくない、というか、冥王星もハードなアスペクトできているし 、言語化することが好きではないのかもしれない。
アリアンロッド:もしくは言語化に時間がかかるとか…
オリベッティ・エコス:3年後くらいに分かってきたり…(笑)
シンクパッド560:でも、Nさんはおもしろい結びつけ方したよね。土星のお じさんが見ているのは、橋を見ているんで、あの橋は火星のイメージと結びつい ているっていうね。
N:そうですね、鉄っていうイメージで。
シンクパッド560:で、火星はこう、形つくられるのに遠い道っていうか完成 するのに時間がかかるっていう、土星はそれを待っている、こう火星の意志が出 てくるのを土星は待っていて、そうすると(もう一つの土星の写真の)砂浜って いうのはさ、これは足跡がついてはすぐ消えるからさ、 みたいなものなん だよ。
N:ああ…
シンクパッド560:そうすると火星が二重化されていて、一つはじっと待って いる状態と、もう一つは出ては消え出ては消え、するっていうか、あんまり意味 のないもの。3ハウスってね、その人の常識っていうか、あたりまえじゃないか 、と思うような基本的な考え方を表すんだよね。で、そこに土星があると、それ に時間がかかるのとね、若いころは常識かない、欠けているということもある。
オリベッティ・エコス:一番好きな惑星(の写真)はどれですか、この中で、 自分で撮ってみて。うーん、難しい質問かな。
W:…うーん、水星とかかな。
M:やっぱり全体的に色味が少ないのは、水星の影響ですかね。赤い色がない し…
Y:あと、午後から夕方にかけての写真が多いですね。このあたりの時間の明 かり具合が好きなんですか?
W:朝も好きなんですけどね。
Y:うん、真昼というよりは、影が長く出てくる写真とか、夕方近くの写真と か、土星の砂浜の写真も、もっと日の高いうちに撮れば足跡はそれほど目立たな いんでしょうけど、わざわざ足跡がくっきりと写る時間に撮っているな、って感 じかしました。
シンクパッド560:Wさんは、起床時間とか生活リズムってひばり型なの、ふ くろう型なの?
S:ひばりは朝方で、ふくろうは夜の活動型ね。
W:両方あるから、不規則型かな。
Hestia:4区分でいうと、地が多いんですね。それがこのおちついた色味にな っている感じがしますけど。
アリアンロッド:風が少ないのかな、火星が天秤座にあるだけ…火星が天秤 座だと、割りとやさしげな火星というか。
N:火星はMC近くにあって、で、火星の写真はあまり対象物を撮っていなく て空がいい、という風に空の占める部分が多くて、スコーンと抜けてるから、積 極性は失われていないかな、と思う。うん、だんだん分かってきたですね、自分 では。
シンクパッド560:4元素でいうと、火が2、地が5、風が1、水が2。
アリアンロッド:全体的な感じでいうと、こっちの天王星、火星、水星ライン というのは、びしっと線が通っているみたいに、自分にとっての決定打じゃない ですか、でもそれすらも、ボワーっとしていて、さっき言ったみたいに、右側の ライン寄りになってるのが、すごい特徴だと思いますね。やっぱり12室の太陽と 水星とか、あと月も4室にあるし、なんて言うのかな、現実面では非常にこうも やもやとしたあいまいなものだけど、でも精神性というか思考かな、目指すもの だけは9室の天頂の方に向かって遠く上がっていくような感じを受けるんですけ ど。
シンクパッド560:新宮五郎さんとかどうですか?
新宮五郎:ちょっとよくイメージ分からないんですけど。火星については、な にかこれを見ると全体に大きな空があって、それに対してこの屋根というのは、 私には、何か建築物というか何というんでしょうか、まあ近代になってから、あ あいう変わったというか構造上作りにくい形、屋根とか、の建物が作られるよう になったわけで、自然に対する人間の力、技術力とかで挑戦する力を極めている わけで。
N:ああ!
新宮五郎:そうすると火星の力というのを、写真から読み取れるというか、感 じられますね。太陽の写真は、Wさんの本来の自分の一番の自発的な欲望という か、動機とか主体性の元っていうのが、水の写真なので、非常に清らかなところ のある人でないのか、と思いますね。それがこの写真は、周りにこう建物が割り とあるので、決して清らかではない場所でがんばっていく、というようなね、そ ういったことを感じますね。
シンクパッド560:じゃあ、汚れた東京の都市で清らかに生きるってこと?( 爆笑)
新宮五郎:それは、木星の写真とか、あと他の写真でも割りと風、それも強め の風が気持ち良く吹いているように見えて、うーん、どっちかっていうと人が少 なくて、むしろ大自然に近いのかもしれないけど、何て言うのかな…。決して 人を嫌ってはいないんだけど、ちょっと人間界から距離を置いているなっていう 。月の写真はやっぱり暖かみを感じる、茂みに子供がいる、うん暖かいなって感 じですね。そして、無形化する、という水星ですね。良く分からないという水星 ですが、それが自分の表現において、まあ直接的には表現しないとか、自分をむ き出しにはしない。全体的に、かなり対象とか世界から距離を置いている状況だ と思いましたね。
シンクパッド560:これ人間を嫌っていないって言うけど一応子供だよね。だ から大人は嫌っていて、これから出来上がってくるものは良い、ってことじゃな いの?だから、太陽も月もみな未来志向でしょ。要するに植物がまだ芽の状態と 、それから子供でしょ。まだ出来ていないもの、やってきていないものっていう 。
オリベッティ・エコス:土星がまたおじさんで…(笑)
新宮五郎:土星は、砂浜の足跡なんですけど、使い古されたっていう感じもし なくて、砂浜の足跡なんですけど、それを水が満ちてきて消え去ってしまう足跡 とも考えられなくて、だからそれがなくなってしまうという感しではなくて、結 果的に水の中にさらわれてしまう、というか。このおじさんというのは、はたし て省みられないのかな、という感じもしますね。
オリベッティ・エコス:ロマンチックなイメージなんですか?そうじゃない?
シンクパッド560:ちょっと猫背っぽいよ。
オリベッティ・エコス:これだとどの辺を主に使ってね、社会参加とかしてい くのかな、って探してたんですけど。はたして、今現在どれを使っているのかな 、とか思っちゃうの。
アリアンロッド:お仕事何でしたっけ?
W:私、看護婦なんです。
アリアンロッド:あ、それで昼夜ばらばらね。
オリベッティ・エコス:なるほど、看護婦さんなら大丈夫だよね(笑)、だっ てほら、水星とかも(12ハウスで)やさしいとか、治療とか、そういう意味です よね。
アリアンロッド:ちょっと気にすると、金星と木星が獅子というサインなのに 、あれ?(それらしくない)と今思ったんですけど。
オリベッティ・エコス:金星って、これ一見穏やかなんだけど、けっこう主張 あるように見えるんですけどね、それが獅子っぽい。
アリアンロッド:8室って感じだよね。
オリベッティ・エコス:そう、8室。
シンクパッド560:りあさんは?
りあ:なにか皆さんが不可解だと言っていた水星は、私はけっこう非常に理解 できるんですよ。こう二極の境に水があるっていう、そんなところで反省してい るのかなっていうのと、(水星の)学ぶってことはやっぱり真似をすることから 始めると言われるけれど、水に写っているものから、己を省みるというふうにと らえると、私は非常に理解できたんですけど。あと、この中で一番明るいのって 、火星ですよね。どこにでもぶっ飛ぶんでいけそうな感じで、決して規則から外 れることはなくても、とても明るい感じだから何かやとろうとしたときにはどん どん進んでいける女性なのかな、というふうに感じましたね。土星は、何か少し 疲れたような感じがしますね。でも、土星だということはわかるんですね。私の 土星はわりと、積極的な土星として使っているので、この土星はちょとかわいそ うかな、と思いましたけど。まあ、疲れているときはちょっと休んで、また明日 からがんばるぞー、積極的にとやるといいかなあ。やっぱり、天王星と冥王星が180 度だから、ちょっとのことでは疲れはてないはずだと思うので。あと、金星は 、後ろは何になってるんですか?景色のようですよね。
W:ちょっとオレンジ色がかってますけど、向こう側も木ですね。
りあ:金星は私は非常に色がいいな、という感じ。いいですよね、逆に。やは り、それはいわゆる普通の暖かい家庭をお望みなんですか?月と木星の90度とい うのは、どういう解釈になるんでしょう?
アリアンロッド:月が牡牛座で、木星が獅子座の頭ですね。
シンクパッド560:牡牛座と獅子座の緊張関係でしょ。牡牛座っていうのが自 分の中にある感覚とか馴染んだものに親しんでいくきたい状態を表していて、獅 子座ってのは、外にアピールしたいわけ。その間で闘うと、要するに獅子座の木 星の後半で、バーっと外に行きたいしそれが7ハウスでしょ、だから人に対して アピールしたいとか、印象づけたいという種類のものなの。それが自分の幼児感 覚である月の牡牛座っていう、馴染んだところでじーっとしていたい、それをも っと深めて行きたいという気持ちと、相反するわけ。牡牛座と獅子座っていうと 、ハウスでいうと2ハウスと5ハウスじゃない、お金でいうと、2ハウスってい っぱいお金貯めたいわけ、で5ハウスで賭け事やっちゃうわけ。そうするとお金 なくなるわけよ。自分で持っておきたいのにつかちゃったっていうのがね、牡牛 座と獅子座の関係なの。だから、木星を選べば、月の親しみを生かした感覚とい うのが割りと希薄になっていちゃって、自分から離れたような自己喪失感になる し、月の牡牛座に入ると、もう他人はいない自分の感覚にずっと深く入っていく から、もっと閉鎖的になっていく、でこの間を行ったり来たりするの。で、月と 木星というのはアスペクトとしてはさほど有害ではなくて、この間で行ったり来 たりする。これ7ハウスの木星というのを単純に言うと、人づきあいでバーっと いっちゃうところと、こんどはまた4ハウスの牡牛座の月の影響で自分の好きな ものにじーっと馴染んでいくのと、相互の関係だよね。
りあ:普通の家庭におとなしくおさまっているっていうのもできるんだけど…
シンクパッド560:できるし、時々友だちとバーっとね、どたばたさわいだり もできるし、それで家に帰るとやっぱり家が一番だわって、言うようなね。そし たら始めから出かけなければいいじゃないかって言うようなね。(笑)
りあ:4室のドラゴンヘッドは、近所の人とかから何かいっぱい収穫があると か?
シンクパッド560:うん、あのね、だんだんそこって発展性があってね、そこ がおもしろく感じてくるところなの。(4ハウスだと)まあ、割りと身近なとこ ろでやっていると、予想外の発展があるとか。人づきあいがどんどん広がってい くとか。ドラゴンヘッドがある場所って、予想しない内にどんどん広がっていく から。ただこれ、5ハウスにも影響するよね。(*ヘッドは5ハウスのカスプ近 く)
アリアンロッド:そうですね。
シンクパッド560:まあだから、牡牛座に関係したことにはまればね、割りと エネルギーがいっぱい入ってくるってことで言うと、写真でこういう風に風景撮 ってくるとかね、あとお金に関係したこと、それから感覚的なこと、特に小さい 頃に親しんだこと、そういうのをやればエネルギーが沸いてくる。
シンクパッド560:で、おもしろいのはね、木星が獅子座っていうけどね、獅 子座の2.8度で、すごい初期度数なの。そうすると、3度ってサビアンでなんだ っけ?
オリベッティ・エコス:「中年女性が長い髪を肩に流し、ノーブラで若向けの 服を身につけている」
シンクパッド560:そうするとね、このあたりのおもしろさっていうのはね、 老いていくのに対抗して、自分の中の若々しい生命力とかを維持しようとするわ け。でまあ、獅子座の象徴としては下手だというか、要するに獅子座って自分の 外に対してアピールするでしょ、でもアピールする能力な持ってないの、あんま り技術的にはうまくない、だけど、生命力としては、1度に近いから、自分の中 から沸き上がる生命力ってのは、わりと年をとってもね、元気なまま。よくあの 、詩人とかでこの度数の人多いんだよね。詩作の動機とかに結びつきやすかった り、あと年をとっても関係ないっていうね。
W:実は私、詩を書いてるんです…
アリアンロッド:え、詩を書いている!
Hestia:そうすると、それはその木星の力のほかにWさんの場合は(12ハウス の)水星の力とかも使っているんですかね。
W:うーん、そうかなあ。
シンクパッド560:でもハードアスペクトが基本的にWさんは弱いよね。
アリアンロッド:水星と…
シンクパッド560:あと月と木星くらいしかない。
M:なにか写真を勉強されていたという話ですし、水星の力というのが、自分 の中にはいろいろ感じ方があるというか、普通の人と同じようには出ない、とい うように感じますね。
アリアンロッド:ただ、話すように、というよりは?
シンクパッド560:12ハウスの水星ってね、その無意識の力を借りて、そっか らこう言葉にしていくっていう種類の人に多いんだよね。外に対する言語的なア ピール能力は弱いんだけども、それだけ掘り出すものは深くて、(12ハウスは) けっこう場所としておもしろいんだけどね、でも常に、9ハウスの天王星、冥王 星が干渉してるでしょ。で、水星、冥王星のスクエアって、例えば忘れっぽい。 何かをボコっと忘れちゃうとかね、9ハウスからの信号が来ることで12ハウスが 時々こう、プツッ、プツッって切れていく。これ、このあいだのAriさんの写真 とすっごく違うよね。
アリアンロッド:そうそう、ぜんぜん見たイメージが違う。
りあ:大変なお仕事をしているのに、こういうちゃんとした写真が撮れるって いうのはね。
シンクパッド560:水星、冥王星の90度というのは、さっき記憶喪失しやすい とか言ったけど、この写真でいうと、水星は、この水面に写っている映像と奥に あるものとは違っていて、自分のずっと奥にあるものを出そうとしてそれを続け ようかと思ったのに、別のところで、9ハウスの力でそれがとぎれさせられてし まう。
アリアンロッド:9ハウスの方が妨害要素になっちゃうんですか?
シンクパッド560:個人の気持ちとしてはさ、やっぱり水星とか金星とか月じ ゃない。太陽でもなくて。自分が自分の時間にやりたいことっていうかね。個人 的動機としてはやっぱり(9ハウスの天王星、冥王星よりも)水星の方が優位だ し、自分は水星の方にいるってことになるよね。でもこれね、太陽と月が120度 の人ってね、自分の感受性と目的っていうのが調和してるから、あんまり矛盾し ないですむ人なのね。
アリアンロッド:私90度だ…
シンクパッド560:典型的な120度の人だとね、太陽は月に気を使い、月は太陽 に気を使うから、結婚後の夫婦関係がすごい円満になる。で、仕事も絶対家に持 ち込まないのね。夫婦の会話とかがすごく多いわけ。
アリアンロッド:いいですねえ…山羊座の頭の太陽というのは、激しくはな いんですか?12室にいるからかな?
シンクパッド560:うん、すごく野心的だけど、でも時々女性のチャートで、 太陽が激しいのにそれを使っていない人いるよ。そうすると月の方に役割が行っ ている。あるいは12ハウス分野においてはダントツになるっていうね。看護婦さ んっていうのも、6ハウスが12ハウスなの。ペットでいうと6ハウスは衝動物で12 ハウスは大動物なのね。だから獣医さんでいうと、犬猫は6ハウスでくじらと か象とかは12ハウスだよね。昔からすごい良心的なお医者さんとかは12ハウス太 陽の人多いよね。12ハウスが強いと福祉的になってくるの。自分の都合も無視す るし、自分が寝てる間に患者がやってきても、断ったりしないでみてくれるよう な。
アリアンロッド:やっぱりWさんのチャートは12室の比重が高い。で同じくら い9室も強いけど、9室にあるのは天王星と冥王星と、あと天秤座の火星… 9室 的なジャンルは何に使っているんでしょう…さっきの詩を書いたり、という話 も12室的な作業に思えるし、お仕事の方も12室関係だとすると、9室にこれだけ あるのに、あまり9室的なお話が出てこないなあ、と。冥王星の写真も夜の写真 ですよね、月が出ているというね。
シンクパッド560:看護婦ってどういう病院?小さい病院なの?
W:あの、重度身体障害者の施設。
オリベッティ・エコス:ああ、福祉ですね。
W:でも、もうすぐやめるんです。
アリアンロッド:やめて?! 冥王星の方に突っ走るとか… (笑)
シンクパッド560:サビアンを軽く読んじゃうと、さっきの「ノーブラの女性 」って木星の度数じゃない、そうすると木星の年齢域の45から55才の時に、やた ら若作りの服装着て街の中を歩くっていうね。(笑) Hestiaさんからみて、こ の木星はさっき人から離れているって言われたけど、これってやっぱりある種の 壮大な雰囲気とか荘厳な雰囲気とかを感じさせるよね。
Hestia:まるで海王星みたいですよね。
シンクパッド560:だからさ、獅子座の頭の割りとパワフルな感じとか、あと 感動的光景っていうのには、木星が結びついているんだけどね。
Hestia:ちょっと普通の獅子座の雰囲気とはまた違いますよね。
シンクパッド560:会社とかだと獅子座の木星っていうと、激しさをアピール する会社が多いよ。で、木星とか火星はアスペクトの支えがないから、この火星 と木星は強く出せないよ。いまのところはね。チャートからいうと。
Hestia:金星と火星のスクエアっていうのは、写真ではどう出ているんでしょ う?チャート的にはそれほど不快なアスペクトではない?
シンクパッド560:えっとね、人によってはすごく気になったりする。
Hestia:9ハウスの火星で、MC近くですよね。だから火星は強いはずなので 、火星の影響がでている金星かな、と思ったら(写真では)そういう感じでもな いし…
シンクパッド560:普通だから対人関係だとすると、火星と金星の趣味が合わ なくて、で、火星が金星を傷つけることが多い。で、その結果、火星を排除する 人もいるよね。だから金星の対人関係というと、女性同志のつきあいに馴染んで いちゃって、でそこに火星を入れないようにすると気持ちが穏やかになる。で火 星を入れると、何か揺れてくる。
Hestia:男性と関わることで…?
シンクパッド560:うん。まあね、両極端になりやすいよ。すぐにそういう( 男女間の)対人関係にはまっちゃう人と、それからそれを刺激的に受ける人。
Hestia:うーん。あと、何か割りと土星がみなさんはかわいそうということで したが、私この土星は割りと好きなんですよ。好きというか…。この足跡とい うのが、何か穀類を踏みしだくとか、麦を踏むとか、ああいう印象がして、だか ら土星のある3ハウス的なせっせと働く人間の営み、みたいなのが、さらに冥王 星もかかっているので、冥王星のイメージが地面とも重なるし、それで激しい仕 事とか活動を、こう一生懸命やっているという感じで。全体的に非常に抽象的な 印象のある中で、日常的な作業はこの土星が一生懸命に働いている、というよう な印象がちょっとするんです。
オリベッティ・エコス:うーん、おもしろいね。
シンクパッド560:これ、実際仕事とかは、何かくたびれてるんですか?
W:けっこう、そうですかね…でもくたびれてるってほどじゃないとは思う んですけど。
シンクパッド560:でも、何か自分の考え方として、例えばさっき仕事をやめ るって言ったじゃない、それから今後の自分のことを考えようって気分になって た?
W:うん。
シンクパッド560:で、その状態で写真を撮ったの?
W:うん、そうですね。
シンクパッド560:じゃ、なんかこの土星が、くたびれてる風の忙しい風の、 とかいうのでさ、で太陽と月がさっき言ったようにこれからのことを表している でしょ。だから、この間のアリアンロッドさんの写真みたいに、今のリアルタイ ムの状態が出ているようね。アリアンロッドさんだと月の危機状態を表していた 、というように。だから、今アリアンロッドさんが月の写真を撮ると月の危機状 態ってあまり出ないよね。
アリアンロッド:多分、あんなにはならないでしょう。
Hestia:太陽の写真の鳥は右に向かって飛んでいるし、土星が疲れている自分 で太陽が今の自分という話だと、鳥は写真のちょうと真ん中にいる、太陽の写真 で太陽自身の位置である中心にいて、さらにそこが最も明るくなっている、焦点 があたっているから、今後は明るい、良いんじゃないかと思いますね?植物もち ょうと真ん中にあって、中心性がある。
シンクパッド560:何か今日のWさんの写真は全体的に神話的でしたね。
(終わり)