惑星メディテーション

『Astrology Alive』by Barbara Schermer からの抽訳です。

天王星

火星

水星

土星

太陽

海王星

木星

金星


★ 天王星 ★ メディテーション

銀河と太陽系を超えて、この銀河系を超えて、イマジネーションの旅にでよう。
銀河の中心を後にして、宇宙のもっとも遠い地点に到達しよう。


★ 土星 ★ メディテーション

「夜横になって休む時間まで、私は自然の道を歩き続けます。
ゆっくりと自然に、最後の息を空に吐きだすと、またそこから息を吸い込む。
父によって、種を植えられた大地、母によって血を生んだ、そして
私を育んだミルクを生み出した、大地の上に、深く沈み込む。」

— マルクス・アウレリウス『メディテーション』


★ 海王星 ★ メディテーション

深く呼吸をし、心を静めなさい。
眉間の、アジナ・チャクラに意識を持っていきます。
そこから、銀色の糸がでてくるのを見ましょう。
糸は、あなたの周りをとりまき、あなたを守る銀色の繭を作ります。
この月と太陽の(軌道の)繭で囲まれた、安全な状態を感じましょう。

この完全に保護されたエネルギーの中に、取り込まれている自分を見ましょう。
心の中で、自分に言います。
「私は、光のエネルギーだけを取り込む」と。
バランスが戻ってくると感じるまで、できるだけ長く、
となえ続けましょう。

他人からネガティブなエネルギーを吸収していて、
それらの周りに自分がいると思うなら、
仲間のもとに戻るまえに、数分間、この視覚化をさらに強めなさい。
この方法で、あなた自身のオーラを強めることができるでしょう。


★ 火星 ★ メディテーション

火星は行動と関係するので、“動く”メディテーションが好ましい。

天秤座の火星を体験するなら、太極拳のクラスを体験してみよう。
太極拳は、瞑想・健康のテクニック、武術として600年以上も行われてきており、
特に、日々の生活のエネルギーを喚起するための神聖なダンスでもあります。
太極拳の実践は、体の全部位を適切にバランスをとるために、
筋肉の運動や緊張を全く伴わないで行う動きから成ります。
正しくこの方法を行えば、生命のエネルギーを、体全体に生み出し、
個人のエネルギーを活性化することができるでしょう。


★ 太陽 ★ メディテーション「光のボール」

目を閉じて
深く呼吸をして、緊張を吐き出し、雑念とエネルギーを吐き出します。

ゆっくりと、眉間のアジナ・チャクラに意識を持っていきます。
ここは、太陽のセンター、第三の目。
肉体に、自分自身のチャートの、太陽の宿る場所です。
他の天体は、すべてこの光を通して表現されます。
眉間の、ペンの先ほどの光に、意識の焦点をあわせて。

ゆっくりと、この光を強くしていきます。
すこしずつ、この光を大きく、明るくしていきます。
あたた自身の存在であるこの光に、あなたの全意識を向けます。
さらに大きく、明るい光にしていきます。
そして、光のボールを作ります。
あなたの頭を、この巨大な光のボールで満たします。

ゆっくりと、光を拡大させていきます。
光は、喉を通り、それから、胸へ、腕へ、腰へ、
さらに脚を通って、爪先まで到達します。
体のすべてを、光のボールで満たします。
自分自身の存在のすべてを、輝かせます。

★ 太陽 ★ グループメディテーション 「光のボール」

みんなで、円を描いて座り、各々、頭の中に光のボールを作ります。

頭の中の光のボールのエネルギーを、このみんなで
座った円の真ん中に移動していきます。
それぞれの光のボールをひとつに混ぜ合わせ、
この円の中心に、意識をあわせつづけます。
光のボールを、明るく、濃くしていきます。

光のボールは拡大し、各々の体に浸透していきます。
あなたの背中のほうまで、光はひろがっていきます。
ゆっくりと、あなたの中の光を拡大させて、
まわりの人すべてに、光をふれさせます。
愛の光で、ふれていきます。
遠く離れていてもかまいません。
あなたの愛するすべてのものに、この光を
ふれさせましょう。
光のボールの中に、あなたの愛するすべてのものを
目に見えるように、思いえがきます。
この、愛するものを満たした光のボールを、
しばらく、感じていましょう。

愛するものに満たされた光のボールを、
ゆっくりと、こちらへ、ひっぱってきましょう。
そして、もう一度、あなたの背中の後ろに、光のボールを
もっていきます。
光を、明るくします。

また、光のボールを、円の中心に戻していきましょう。

今度は、光のボールを、あなたの頭の中にもっていきましょう。

光のボールは、ゆっくりと、ペンの先ほどの小さな光になっていきます。
ゆっくりと、光を見守りましょう。

しばらく、この、光のなごりを、楽しむように、あなた自身をゆったりと、
意識のままに、任せます。
ゆっくりと、意識を戻して、この場所に、戻ってきましょう。


★ 木星 ★ メディテーション

横たわり、軽やかな天上の音楽をかけます。
体を伸ばし、リラックスします。
深く呼吸をし、息が、体から出て外に広がっていくのを、
映像で思い描きます。
呼吸のたびに、さらに大きな空間を吸い込むよう、映像で
思い描きます。
だんだんと、吸い込む空間を大きくしていき、
空を吸い込むまで大きくなるまで、続けます。

夜になったと、思い描きましょう。
太陽系のすべての天体を吸い込みましょう。
銀河系の星のすべてを、宇宙の星のすべてを、
呼吸しましょう。

木星の、この“気づき”を呼吸します。

(補足)
土星の“意識化”を中和させるための瞑想
「毎日、どんな方法でも、私はだんだん明るくなる、
もっと自信に満ち、もっとパワフルに、もっと直感がするどくなる」
必要ならば、毎日、いつでもこれを、思い描きます。


★ 水星 ★ メディテーション 

物語を語るのが、水星のメディテーションとなります。
語るのでも、それを聞いているのでもかまいません。
物語の語り手は、言葉をあやつり、物語を作ります。
物語は、思考し、それを聞くように、作られています。
物語を作ってみましょう。


★ 月 ★ メディテーション 「潮」

水サインの満月近くで、月のメディテーションは特に有効です。
海の波の音を録音を聴きながら行うのも効果的でしょう。
波の音を用意してメディテーションを始めましょう。

目を閉じて、
深く呼吸をし、
波の音に耳を傾け、ゆっくりと、水のそばの、
大好きな場所にいる自分を、思い描いてみましょう。

あなたの側に、砂を感じてみましょう。
砂は、足の下に、ふくらはぎの下に、太股の下に、腰の下にあります。
背中に、肩に、腕に、両手に、頭に、砂を感じます。

深く息をして、ゆっくりと、波のように、自分がただよっているのを、
感じましょう。
この、波の揺れを楽しみます。
ゆっくりと、自分自身が広がって、体のこわばりが、
すべてほどけていくように、
この感覚を、感じます。

(音楽が終わったら)
波のゆれのなごりを、しばらく感じてから、ゆっくりと、意識を戻します。


★ 金星 ★ メディテーション

横になって、くつろぎます。できるなら、やわらかい枕の上などに。
金星の音楽 をかけます。

呼吸は、少しだけ深く。
心臓に、意識をむけます。
ひとつひとつの呼吸ごとに、心臓を拡大していきます。
ハートを、愛に満たして。

心臓と愛を広げていきます。
心臓が、自分の体よりも大きくなるまでに。

心臓、ハートを躍らせましょう。

しばらく踊らせたら、ハートを静かにさせます。

深く呼吸をし、静かに、ハートの中に入っていきます。
心の中で、くりかえして歌います。
「私の人生で意味のあるすべてのものを、私は築き、心にとどめる」と。

ハートが漂うままに、しばらく任せます。
喜びを、いっぱいに、吸収しましょう。

★ 金星 ★ メディテーション(その2)

ハートをいっぱいに広げたら、次のように聞いてみます。
「どれだけの喜びを、私はつかめるのでしょうか?」と。
ハートが抵抗し、これが限界だと感じたら、呼吸をし、
この抵抗・壁の中に入っていきます。
この壁が、さらに拡大していくと感じるまで。

自分自身に、この問いを問い続けます。
限界に達っしたら、呼吸を続け、さらに、壁を広げていきます。

(第二のメディテーションは、金星・木星・海王星でも使用できます)


■ 惑星の音楽

太陽

   火の鳥 ストラヴィンスキー
   ウイリアム・テル 序曲 ロッシーニ
   メサイア ヘンデル
   バロック・トランペット by Lully
      ・Symphonies for the King’s Bed Chamber
      ・Soldier’s Air
      ・Fanfares for the Royal Tournament

   ワルツとノクターン ショパン
   月の光 ドビュッシー
   Violin Concertos ベートーヴェン
   水上の音楽 ヘンデル
   美しき青きドナウ シュトラウス

水星

   惑星 より “水星 - The Winged Messenger ” ホルスト

金星

   Ti Amo, Amore パヴァロッティ
   アヴェ・マリア  シューベルト
   主よ、人の望みの喜びを  バッハ
   To the Wild Rose   リスト
   On Wings of Song  メンデルスゾーン
   Canon in D major  パッヘルベル

火星

   惑星 より“火星”  ホルスト
   The Ride of the Valkyirs  ワグナー
   Marches Slave Symphony No.5 チャイコフスキー
   マーチ  ジョン・フィリップ・スーザ
   トッカータとフーガ D Minor バッハ

木星

   第5交響曲より Ode to Joy ベートーヴェン
   Fanfare for the Common Man コープランド
   結婚行進曲  メンデルスゾーン
   メサイヤ より ハレルヤコーラス  ヘンデル
   ピアノ・コンチェルト  ブラームス
   牧神の午後への前奏曲  ドビュッシー
   交響曲No.41 木星  モーツアルト

土星

   Te Deum  アルヴォ・ペルト
   交響曲No.3  グレッキ
   惑星より 土星  ホルスト
   Goin’ Home 黒人霊歌
   交響曲no.4 ブラームス

天王星

   惑星より 天王星  ホルスト
   テクノ・ミュージック

海王星

   ララバイ ブラームス
   ホザンナ  ベルリオーズ
   When You Wish Upon a Star グレゴリアン・チャント

冥王星

   ローエングリン 序曲  ワグナー
   Te Deum  ベルリオーズ
   Battle of the Huns  リスト
   禿山の一夜  ムソルグスキー
   グロリア  ヴィヴァルディ
   Cho-ga Tantric and Ritual Music of Tibet


(C)Barbara schermer
translation (C)Aquilah
     

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